目標:正しい形を描く。2つのモチーフが置かれた机の上の空間を表現する。柔らかい造花と硬い缶の質の違いを表現する。
・固有色をモノクロに置き換えて表現しましょう。
花の白色、茎や葉の緑色、缶の色をそれぞれモノクロに置き換えて濃さを検討し、塗り分けること。
・正しい形をとり、立体感を表現しましょう。
まずは造花と缶ジュースのサイズのバランス(比率)に気をつけて構図を決めてください。
次に、光源を決めて大まかに明暗を塗り分け、それぞれのモチーフの立体感を表現しましょう。缶ジュースは正しい楕円をとること。造花の花びらは、反りや丸みなどの立体感をトーンの変化で表現する。つぼみや茎は円柱として捉えられる。
・細部を描き込みましょう。
モチーフの輪郭はぼかさずにシャープに整えること。
花弁や葉の表面にある起伏や、波状の輪郭の様子を丁寧に追うこと。
・机の上に置かれている状況を表現しましょう。
造花の中には、机に接している部分と離れている部分があります。これらの場所によって、机の上に落ちる影の濃さや大きさが変わるので、よく観察すること。