・良い形をとりましょう。
植物 →枝の伸び方や分かれ方に規則性や特徴があります。特に節の部分をよく観察しましょう。
花瓶 →垂直の中心軸を描き、シルエットの左右対称性、上下の楕円のカーブの違いに気をつけて正確な輪郭をとること。
貝殻 →傾きの中心軸を捉え、螺旋構造を意識しながら描くこと。
・固有色や立体感を意識してベーストーンを塗りましょう。
植物 →枝と葉の濃度の違いを意識して塗り分けましょう。
花瓶 →透けて見えるビンの中の植物、水面の縁、ガラスの層が厚い部分など、目立つ部分から濃いトーンを塗ると描きやすいです。
貝殻 →円錐を意識して光と陰を塗り分けましょう。また、穴の中、設置面の影など目立つ濃い部分から塗ると描きやすくなります。
・細部を描き込み、質感や空間を表現しましょう。
植 物 →枝の厚み(円柱の感じ)、葉の反りや薄さ、葉や枝の重なり合っている部分の距離感を表現してください。
花瓶 →輪郭をシャープに整え、硬さを表現してください。また、コントラストの強い部分から塗り分けを丁寧に行うと描きやすくなります。
貝殻 →大まかな円錐の立体感を損なわないようにしつつ、螺旋状に先細りする立体感を表現してください。
・机の上に置かれている状況を表現しましょう。
机の面とモチーフが接している所は影が濃い場合が多いです。透明な花瓶は、光の透過と反射によって様々な陰影・光が机の上に落ちます。これらをよく観察して濃淡を塗り分けましょう。