・良い構図をとりましょう。
画用紙の大きさに対して、モチーフを適度な大きさに入れてください。実物大より一回り大きいくらいが丁度良いです。画面中央からズラして描く場合、影が落ちる位置を考慮して配置しましょう。
・りんごらしいシルエットの形、立体感を描きましょう。
自然物なので、輪郭はきれいな円でないことが多いです。また、ヘタがある穴の位置にも注意してください。
表面の色や模様にとらわれ過ぎず、球体としての明暗トーン(明・中・暗の領域)を意識して大まかな立体感を表現してください。
・固有色(カラー)をモノクロでとらえましょう。
りんごの赤色をモノクロに置き換えた場合、どのくらいの濃度か考えてベーストーンを塗ってください。また、ヘタの色や設置面の影の色も検討してみましょう。
・質感や細部を描きこみましょう。
大まかな立体感が出せたら、徐々に硬めの鉛筆で模様などを描き込んでください。時々、大きな立体感が損なわれていないか離れて確認しましょう。
・机の上に置いてある状況を表現してください。
机の面に接している部分と離れている部分では、影の濃さが変化しています。
よく観察して塗り分けましょう。