・形を捉える
眼鏡はフレーム幅は左右同じですが遠近法が働くので斜めから見た場合は奥のフレームは短縮されます。眼鏡によっては顔に沿って湾曲していたりします。
基本の形を捉えながら細かい各パーツを描いていきましょう。
レンズをつなぐブリッジであったり鼻に接するパッド、フロントとテンプルをつなぐヨロイと言われる箇所を描くことでより眼鏡らしい特徴が出てきます。
・陰影と質感の表現
光の方向を意識しながら眼鏡の陰とテーブルに落ちる影を描きます。
眼鏡は金属やプラスチックで出来ているので、金属であればコントラストを強めに、プラスチックであればきめ細かくコントラストを弱めにトーンの変化をつけて表現します。
ちなみにレンズに光の反射があるとレンズの存在感と質感が表現しやすくなるので、描く前の配置の段階でちょうど良い光の反射する角度を探せると良いでしょう。
レンズ越しに見える折りたたまれたテンプルは、フレーム外へ続くテンプルの形とはわずかに歪みが出て自然につながりません。
そしてレンズ越しだと一段濃さも淡くなるのでそう言ったわずかな情報まで汲み取って、より特徴を捉えていきましょう。