・基本の形を捉える
グラスを左右対称に捉えるために正中線を引きましょう。そしてグラスのフチの楕円と設置している部分の楕円は遠近法を意識して丸みの違いを描きます。
・質感の表現
グラスや水、金属、全てきめ細かい素材なので鉛筆は立てて描きます。
グラスや金属には室内が映り込んでくるので際でトーンをしっかり変えるよう心がけましょう。
特に金属は明暗のコントラストが強いので濃い鉛筆を使うと質感が捉えやすくなります。ハイライトの表現は練りゴムでしっかりと消してから蛍光灯の光の形を鉛筆で整えます。
グラスは水面と下の映り込みとでトーンが変わったり、持ち手のくびれている部分は何層にも濃淡の変化があるので丹念に観察をして描いていきましょう。
・置いてある影の表現
光の方向を意識してテーブルにどのような影が落ちるか、反射などがあるか観察をして描きます。
設置している部分は濃いめに描くと重さと存在感が引き立ちます。