・目
眼球はその名の通り球体をしているので丸くなるよう光源を意識しながら濃淡をつけていきましょう。
黒目は中央の瞳孔部分が濃くなるように描き、周辺は虹彩を意識して中心から放射状の線を引くように描きます。
眼球には光や室内が映り込むので、位置を確認しながら特徴を捉えていきましょう。
黒目から白目の境目の一箇所をハイライトを加えることで球体感をより引き立てることができます。
・鼻
画角は斜めやや下からの角度で描きます。こうすることで鼻の正面、側面、そして鼻の穴を含めた下側の面の3つの面を捉えられるので立体感が引き立ちます。
斜めから描くので手前と奥の鼻翼の形、鼻の穴の形が変わってくるので注意して形を捉えましょう。
鼻の側面は陰を描くことで立体感を出していきやすいですが、明るく見える鼻筋部分も丸みを意識した曲線や微妙な凹凸、鼻の先端のハイライト部分に微妙な濃淡をつけることでより形を感じさせることができます。
・口
上唇と下唇の丸みを曲線をつけながら描きます。
上唇は陰になる部分が多いので濃いめに描き、逆に下唇は光が多く当たるため明るくします。
唇には細かな縦皺が見えるので筆圧を調整しながら強調すると特徴が捉えられるでしょう。
下唇の明るい部分を消して明るく引き立てると立体感と質感が引き立ちます。