・自然な形を描きましょう。
自然物は個体差がありますが、ピーマンのシルエットの特徴としては、頭の方が幅が広く、下の方がすぼまっています。また、表面には凸凹があるので、輪郭が直線的になり過ぎないように気をつけましょう。
・固有色を表現しましょう。
外皮の濃い緑、内側のやや淡い緑、白い繊維、タネのベージュなど、部分によって固有色が異なります。それらをモノクロに置き換えて検討し、ベーストーンを塗りましょう。
・立体感をとらえましょう。
内部の空洞になっている構造を表現してください。また、外皮やタネにも厚みがあるので注意しましょう。机の上にモチーフが置かれている状況を、影の濃淡を塗り分けて表現してください。
・質感を表現しましょう。
基本的には、表面の細かい起伏を丁寧に描くことで質感が表現できます。時々離れた場所から作品を眺め、メリハリ(コントラスト)が失われていないか、乾燥したピーマンに見えしまっていないかなどを確認しましょう。