・良いレイアウトを切り取りましょう。
主役となるモチーフ(素材の塊)を決め、バランスの良い構図をとってください。
良い位置でトリミングできない場合は、モチーフの位置を絵の中でずらし、適宜改変や演出を行ってください。
・正しいパースでモチーフを描きましょう。
1. 自身の目の高さにある水平線上に、それぞれのモチーフの消失点があります。その位置を意識しながら、正しいパースで形を捉えること(2〜3点透視で描く)。
2. 複数のモチーフが、一つの平面上に置かれているように描くこと。
不自然に見える場合は、おおよそ2つの原因があります。
①単純に辺の傾き(パース)が狂っている。
② ①にも関係しますが、奥行きに沿った面の圧縮が表現できていない。
奥に位置するモチーフは小さくなり、面の幅も狭くなっていくことに注意しましょう。
・トーンを塗り、大まかな立体感と距離感を表現しましょう。
モチーフは全て箱型として捉えられます。光源を意識して3つの面の明暗を塗り分けてください。
物と物が接しているところには濃い影ができ、離れている部分の影は淡くなります。これらを丁寧に描き分けることで、ある程度奥行きが表現できます。
また、自身にとって近い距離にあるモチーフほど強いコントラストをつけたり、濃いトーンを塗ったりしても良いでしょう。