用語集

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か行

カーボン紙(かーぼんし)【仕】
1)トレスマシンで動画をセルに転写するときに使用する転写紙。
  通常、主線に使われるので、黒い用紙だが、他の色を使って色トレスとすることもできる。
2)背景作成時に、レイアウトから線を画用紙に転写する時に使用する。

描き込み(かきこみ)【作】
通常なら独立したセルで描きわける複数のキャラクターを一枚の動画用紙に一緒に描き込むこと。
カットの途中でキャラの位置関係が変わったりする場合に使われたりもするが、使用動画枚数を少なく押さえるために使われることも多い。

カッティング(CT)
編集のこと。編集参照。

カット(CUT)
1)アニメーションにおける、シーンの次に細かい単位。
 連続している場面の一つ一つ。
 逆に言えばカットの積み重ねで作品ができている。
 アニメーションは基本的にカット単位で制作されている。
2)フィルムを切ること。
カットボールド
ボールド参照

画面動(がめんどう)【撮】
別名はカメラシェイク。
フレームを小刻みに動かしながら撮影する手法。
振動(爆発時や地震等)に使われる。

カラーチャート【仕】
彩色に使用する色を並べて絵の具ナンバーを振った、分かり易い一覧表。
絵の具もさることながら、デジタルでは1670万色にも色数が及ぶので、通常、作品ごとに使用する色数は決められている。

空(から)
タイムシート上でセルがないことを表す。X印を使用する。
X~ーー

空セル(からせる)【撮】
何も描かれていないセルのこと。
フィルム撮影時にセルを重ねると影が出来てしまうため、トータルセル枚数を合わせ、影を出来にくくするために使用していた。
デジタル撮影となった現在では、セル素材がない状態を言う。

監督(かんとく)
一つのシリーズ作品全体の演出をする人。作品の制作現場最高責任者。

企画(きかく)
作品を作ろうとするときに、その意図や作品内容などの基本的な提案。
それが、会社やクライアントに通ってはじめて作品制作がはじまる。

脚本(きゃくほん)
シナリオ。プロットを元に具体的に文章に起こしたもの。
絵コンテの元となる。

キャラクター
登場する人物や物などの総称。またはその性格容姿やデザイン。

キャラ表(キャラクター表:きゃらひょう)
登場するキャラクターの基本的な作画がされている絵。
主にキャラクターデザインが決める。漫画原作のものであっても全体的な作品の統一のために必ず制作される。
これを元に作画される。

クイックタイム(QuickTime:QT)
米Apple社が策定した、コンピュータ上でムービーデータを扱うための規格。
動画データ、 音声データ、テキスト、グラフィック、MIDIなど様々なメディアとして扱える。
Macintosh、Windows共に共用できるフォーマットで、デジタル化にあたり、撮影後の出力形態の一つとなっている。
その場合、1cutが一つのファイルとなって出力されることになる。←→連番

クイックティーユー・クイックティービー(Quick T.U・Quick T.B)
Quick T.U Quick T.B参照

口パク(くちぱく)【作】
キャラクターの口の動きのこと。
国内アニメでは基本的に『アキ口・中間口(中口)・とじ口』の3枚の動画を交互に使って喋らせることが多い。

組み(組み合わせ:くみ)
Bookを使わずに背景に描かれたものの奥に、セルに描かれたキャラが隠れる場合、背景のラインに合わせてキャラを切らなければならない。
これを組み合わせ、または単に組みといい、別紙に指定された組み合わせ部分の線に合わせて、背景も動画も作画される。
通常、組み線指定は作画で行い、背景用と作画用と2枚必要となる。

グロス
1)制作会社の場合
 元請け(作品をプロデュースしている会社)から主に、演出・作画・仕上げまで、まとめて一話単位で受けることをいう。
 会社や状況によって、その範囲はいろいろ変わる。
 作画スタジオでは原画のみ。
2)背景、撮影、音響、編集などの場合
 シリーズ(1タイトル)を受けもつこと。

欠番(けつばん)
通常カットナンバーは順番に振られているが、話の流れや、秒数の問題などで途中の番号カットを無くしてしまうこと。また、そのCut。

原画(げんが)【作】
1)レイアウトに沿って、動画の元になる、基本的な動きが描かれたもの。
 原画マンが描く。
 キャラクターの動きや芝居を決める。
2)原画を描く人。原画マン。

原撮(げんさつ)【撮】
編集時の素材として動画作業まで間に合わない場合、やむを得ず原画を撮影素材とすること。
原画撮影の略。

原図(げんず)【美】【作】
レイアウトのこと。
背景やキャラの位置などを示した、カット全体の構成を描いたもの。

現像(げんぞう)
撮影し終わったネガフィルムを現像所に依頼してプリントすること。
デジタル制作の現在ではこの工程はない。

原版(げんぱん)
最終的な放送用フィルムの元のこと。

原版組み(げんぱんぐみ)
修正等のフィルムをすべてつなぎ合わせ、最終的な放送用フィルムに仕上げること。
これが本来完パケ、もう修正が利かない最後になるのだが、現在はこのあとにビデオ編集(V編)という行程があり、それが最終となっている。

合成(ごうせい)
動かない部分を別紙に動画作業しておき、仕上げ時に動く部分と合成させて一枚にすること。

香盤表(こうばんひょう)
シーンごとに、どのキャラが、いつ(朝・昼・晩・夕方など)、どこで、どのような服装でいるかなどを一覧表にしたもの。
演劇の公演においての進行表がその元。
舞台・演劇用語

コマ
1)フィルム上に連続して並ぶ枠のひとつひとつ。
2)アニメーション制作時には1秒を24コマ(30コマの場合もある)としたタイムシートというものに作画のタイミングを記入して撮影するが、その一マスをコマと呼んでいる。

ゴンドラ
カメラ前に取り付けるマルチ台のこと。
上段部はカメラに取り付けるため、カメラと台の位置が一定になり、その状態で下段を撮影すれば、下段に近づくにつれて上下段のピントが合っていき、主観移動のような表現方法が可能になる。
Created Date
2026/04/27 13:42
Last updated
2026/04/27 13:45