今回は、二つのモチーフを別々の紙に描きました。
(一緒に画用紙に収めると松ぼっくりが小さくなって描き込みにくかったためです。)
クロッキーは行わず、紙袋は1時間くらい、松ぼっくりは2時間くらいかけました。
アニメーション制作会社のM.S.C
「紙袋と松ぼっくり」
【紙袋】
・工業製品なので、箱型のパース、縦・横・奥行きの比率を正しく捉えましょう。
・各面の明暗を塗り分けて、箱型の立体感(体積)を表現してください。
・折り目やシワなどを描き、紙の質感を表現してください。
また、輪郭にも紙の薄さや質感の特徴が現れています。
輪郭をぼかさずシャープに描きましょう。
・影の濃淡を捉え、机に乗っている状態を表現してください。
【松ぼっくり】
・表面に鱗片がたくさんついてますが、松笠は大まかに捉えると球体や円錐に近い形をしています。
まずは、この大きな立体感を明暗で捉えましょう。
・全体が茶色をしています。これを白黒に置き換えて考え、適度な濃さに塗りましょう。
・鱗片のつき方には規則性があります。正しく捉えましょう。
また、鱗片一つ一つにも奥行きや厚みがあるので、よく観察して描き込みましょう。
・硬い質感のものなので、輪郭をぼかさないように気をつけましょう。
・机の上に落ちている影の濃淡を観察し、平面上に乗っている状態を表現してください。
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