A-W
A.C(Action cut)
アクションつなぎともいわれる。
一連の動作を数カットに分けることによりスピード感を上げるカット割のこと。
カット間で動作をつなげるだけの際にもつかわれる。
AR(After recording )
アフレコ参照。
Aパート・Bパート
作品の区切り。
テレビ作品では通常、30分番組の約半分、コマーシャルで区切られる部分を境に、前半をAパート、後半をBパートと呼ぶ。
映画は、長時間なため、更に多くのパートに分かれて作業している。
BANK(バンク)
使い回しのカット。
作業時間や素材費を浮かせるために、同じような動きやカットを他の話数でも使うこと。
そのしくみをBANKシステムという。
BG(Back ground:ビージー)【美】
背景参照
BG Only(ビージーオンリー)
背景のみのカット。
BL(Black:ビーエル)
黒、または黒い絵の具のこと。
または黒い背景。
BOOK(ブック)【美】
画面構成上の理由で背景の前に置かれる背景素材のこと。
キャラの手前にある草など、組み線では対応仕切れないものや、奥行きを持たせるために雲を多重に引いたりする場合に使われる。
CT(Cutting:カッティング)
編集参照
DF(Defusion:ディフィージョン)【撮】
ディフィージョン・フィルターを使用し、その効果を出すこと。
D -T.U(Digital Track Up:デジタルティーユー)
レイヤーT.U参照
D -T.B(Digital Track Buck:デジタルティービィー)
レイヤーT.B参照
ED(Ending:エンディング)
エンディング参照
FIX(フィックス)
フィックス参照
F.I(Fade in:フェード・イン)
フェード・イン参照
F.O(Fade out:フェードアウト)
フェード・アウト参照
Follow(フォロー)
フォロー参照
FPS(frame rate:フレーム・レート)
フレーム・レート参照
Hi(Highlight:ハイライト)
ハイライト参照
L/O(Layout:レイアウト)
レイアウト参照
OFF・OFFせりふ(オフ・オフせりふ)
画面外にいるキャラクターがしゃべったりしているセリフのこと。
口が見えない場合にも使われる。
背中越しのセリフの場合は、背セリフといわれる。
O.L(Overlap:オーエル)
オーバーラップを参照
M.S.C(えむえすしー)
有限会社エム・エス・シー。アニメーション制作会社。
そのアルファベットの由来は「松井商店カンパニー」とも「松井正一カンパニー」とも言われているがその詳細は明かではない。
決して、M.S.J(武蔵野制作所)の系列会社でも、marumaru sunrise culbの略称でもない。
PAN(Panorama:パン)
パノラマ(パノラミック)の略。位置を固定したままカメラを振ること。
といっても実写のようには振れないため、カメラの移動すべてをPANという。
アニメ場合は背景やセルを移動して効果を出す。
上下に振ることをPANアップ、PANダウン、急速に早いPANのことをクイックPAN、フラッシュPAN、急行PAN、スリップPAN、流線のBGを急速に引いて流PANなどと呼んでいる。
PAN UP(パンアップ)
カメラを上に振ること。実写では、ティルトアップ。
PAN DOWN(パンダウン)
カメラを下に振ること。実写では、ティルトダウン。
PANメモリ(ぱんめもり)【撮】
カメラを動かすタイミングを目盛りで示したもの。
通常、PANは均等に動く為、タイミングを制御したい場合に目盛りをつける。
軌道が複雑なものを指すことが多い。
SE(エスイー)
サウンドエフェクトの略。セリフや音楽以外の効果音のこと。
SL(スライド)
スライドを参照。
SP(エスピー)
余談を参照。
T.B(Track Back:ティービー)
トラック・バックの略。
被写体に対してカメラごと遠ざかる撮影方法。
T.U(Track Up:ティーユー)
トラック・アップの略。
被写体に対してカメラごと近づく撮影方法。
T.P(ティービー) トレス・ペイントの略。
仕上げ作業のことを略してこう呼ぶ
T光(てぃーこう)
透過光参照
QuickTime(クイックタイム)
クイックタイム参照
Q-PAN(Quick Pan:クイックパン)
左右、上下にカメラを急激に振り、素早くPANさせること。
Q-T.U・Q-T.B
(Quick Track Up・Quick Track Back:クイックティーユー・クイックティービー)
速いT.U。速いT.B。T.U、T.Bの尺を短く、カメラの寄り引き幅を大きくすることで、急激なカメラワークにすること。
W(White:ホワイト)
白、または白い絵の具のこと。
Wとだけだとダブラシと間違えそうな場合は、○で囲む。
W.I(White In:ホワイトイン)
白一色の画面から、だんだんと画面が見えてくること。
W.O(White Out:ホワイトアウト)
画面がだんだんと白く変化し、最後には白一色の画面になること。
Work(ワーク)
カメラワーク全般を指す。
主に撮影で使用する。
Wらし(ダブラシ)
ダブラシ参照