アニメーション制作会社のM.S.C
人物デッサンの基本とも言える、「手」
角度や年齢などによっても変わってくるので、とても奥深いモチーフと言えます。
が、残念ながら今回の参加者は1名のみ。
何年もデッサン講習をしてきて初めてです。
モチーフはいつでも見られるものなので、不参加の方も空いた時間に修習してほしいですね。
狭い会議室を抜け出して、外でのデッサンです。
どの風景を切り出すかでも、レイアウト力とセンスが問われてしまうかも…
平坦な風景だと、奥行き感を表現するのが難しいそうです。
スプーンは身近な工業製品でありながら、微妙なカーブが難しいですよね。
参加した二人もそこに苦労していたようです。
その形だけでなく、今回はくしゃくしゃな紙も追いかけないといけないということで、素早く形をとらないと、描き込みまでいけません…
アニメでは、一方向、しかも一枚に時間をかけるわけにいかないので、
こういうときに、形を覚えておくと有利かも。
今回のモチーフは社内にあったものです。
いろいろ懐かしいものが並んでいます。
四角はパースがとりやすいとは思いますが、これだけ重なっていると
どんどんズレてしまうんですよね…
しかし、町中のパースはこれの積み重ねとも言えます。
身近にあるものでできるので、興味がある方は、練習してみてくださいね。